カテゴリ:ANTI TWEET BOOK( 76 )

【報告】 9月23日 在特会ヘイト街宣への抗議行動 下関市 釜山門前 人工地盤

馬関まつりに続き今回もまた結果が見えているため有志からは私が1人(+サポーター1名)で現場対応。

あとは何人いるのか把握できないフリーの監視有志。

外部カウンターが2名。

在特会は8名ほどか。

下関市民からの警告と在特会の外道周知を兼ねた地獄のアナウンスが執拗にループする中
さっそく発狂した在特会は立ち止まったギャラリーの注視を受け続け
今回もまたなにをどうしようとすべてが墓穴を掘る形となって
ひたすら無様に無効化された姿を世間に晒すのだった。

注意して見渡さない限りどこで誰が抗議しているのかさえよく分からない形で
警察に取り囲まれたヘイト差別扇動・在特会の醜悪な姿だけが炙り出される仕組みになっていた。

おおよそ見当はつくと思うが
下関の水面下にはある力関係が働いている。
私たちもその微妙な均衡の中に置かれている。
そのためあえて意図含みな部分もある。
そんな中にありながらも(実は)下関では既にひとつ達成していることがある。
今回もまた去年とは在特会の立ち位置が変わったことに気づいただろうか?
こうしてレイシストはどんどん追いやられて行く。

これを「それはね~世論が動かしたんだよ~」とのたまった
一丁噛みな下関の輩がいたので私は唖然とし厳重に注意した。

日々の生活の中で
全国の人々が時に身体を張り
時に智慧を使い
さまざまな角度から
反差別運動をここまで持って来たというのに
その事実を絶対に認めたくない老ガキなのだ。
例えばこの日本でヘイトスピーチという言葉が
どこからともなく沸いて出てきて国連まで飛んで行ったぐらいの空想を軽くする。
保身のためなら幾らでも私たちを売る。

(私は"あの後日" 「死ぬほど悔しかった」という在日コリアンの痛切な告白を聞いた。)

そんな輩の用意する言い訳が
「在特会なんかたいしたことない、あんなバカは放置しとけば世論がなんとかしてくれる」なのである。

在特会がたいしたことあろうとなかろうと
在特会がバカであろうとなかろうと
それが在特会であろうとなかろうと
当然そんなことが問題ではない。
なんであろうがヘイトスピーチ/差別扇動/人権侵害を許してはならないのである。
公然とヘイトスピーチ/差別扇動/人権侵害ができてしまう社会であってはならないのである。
しかもここは下関なのだ。
そのためにどうする???ということである。
市役所に電話の一本をするのでもいいわけだ。
そんな理屈さえ分からない。

話しがそれたか?

在特会がまた来れば次も冷徹に処理するだけだ。

MOSEKIより。


JAPANESE GIRL SKATER vs KOREAN GIRL SKATER


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by antiagainstanti | 2014-09-28 18:10 | ANTI TWEET BOOK

MOSEKI MUJINKUN

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by antiagainstanti | 2014-09-24 21:28 | ANTI TWEET BOOK

【報告】 8月23日 朝鮮通信使行列 再現への在特会闖入 阻止行動 下関市 馬関まつり

今回は日韓友好も含む下関最大規模のお祭りであり
また結果も見えているため
差別に反対する下関市民有志からは
とりあえず自分1人が現場の担当。

朝鮮通信使行列・出発会場に到着すると
各地から来た有志が3名。

そして多数の山口県警。

出発式の時点で在特会は8名。

さっそく在特会は県警に取り囲まれ
こちら4名には至近距離から監視される。

在特会は持ち込んだビラを配ることもできず
(県警からビラを見せてもらうが鶏泥棒ネタ)
ニコ生中継を始めてみても
至近距離にいるこちらに聞こえないほどの小声。
喚き散らすことはおろか
しっかりした音声を発することさえままならない。

ハングルで書かれたプラカードや
小さな日章旗を恐々と出してはみるものの
既に人垣で囲まれている中
背中を向けて整列している行列参加者方向へ向けるほかなく
それもいつの間にかどこかへ消え
在特会であることを堂々と示すことは一切できず
なぜか旭日旗のみが残り
後はニコ生中継にすがりつくだけ。

おまけにここはお祭り区域のもっとも離れた場所で人通りも少なく
かといってお祭り区域の中心へ向かうことなどできるわけもなく
初っ端から完全にお手上げ
何をどう打って出てもすべてが墓穴を掘る状況。

ここで強く印象に残ることがあった。

監視するこちらの横に(キリスト教の)シスター3人がやって来た。
そして「あの人達は何者ですか?」と質問を。
簡単に説明すると「やはりそうでしたか」と合点し
いきなりこう言うのであった。

「差別は表現の自由ではありません。差別は犯罪です。」

そのまま動かないシスター。
「お祭り見に行きましょうよ」と修道服を着ていない女性が誘いに来る 。
シスターはこう返した。

「いえ、あの人達がいなくなるまで私達はここにいます。 」

在特会はすぐそこにいる。
それでも動かないシスター。

こちらの1人が「僕達がいるので大丈夫です。どうぞお祭りを楽しんできてください。」
そう声をかけるとシスターはうなずき立ち去った。

誰もいなければシスター3人で立ちはだかるつもりだったのか?

出発式が終わり朝鮮通信使行列の再現がスタート。

こちら4名は在特会の前から動かず
県警へ足止めの要請。
県警も在特会による妨害行為を防ぐため
またヘイト差別扇動カルト団体から市民の安全を守るため
ガードをかため行列からもきっちり距離を取らせる意向ではあるが
下関市民としてのさらなる念押しは止むを得ず
短いコースを行列が遠く離れて行くまで
在特会をその場に足止めしてもらう必要があった。

行列について行くことができない在特会。
残されたニコ生中継も実質無意味となった。
後はそのまま静かに帰るだけ。

4名は先回りして行列に追いつき
(もちろんこちらにも止むを得なく県警はついてくるのだが)
ここでも下関市民として
ヘイト差別扇動カルト団体の足止め要請をしつつ
行列には心からの歓迎と拍手喝采を贈る。

日本人と韓国人が共同で再現する
朝鮮通信使行列そのものが
眩いばかりの美しさと音の強度を持ってして
醜悪なレイシストを既に圧倒し凌駕していたことに気づく。

県警に囲まれ埋没したままの在特会は
行列の進んだ先とは逆の方向へ消えて行った。
ひとまず県警の働きぶりに敬意を表しておく。

見事な朝鮮通信使行列の再現は何事もなく終点へ。

釜山のお姉さん達による全身全霊のプンムル熱演は感動的だった。

現場4名はここで解散。

2名はグリーンモール(リトル釜山)に移動・合流。

在特会が下関から出て行ったとの一報あり。

レイシスト対策は冷徹に的確に処理して行くのみ。

また下関では市民による差別反対の様々な取り組みが日々地道に継続されている。

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by antiagainstanti | 2014-08-31 15:15 | ANTI TWEET BOOK

GO END OF RACISM GO

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END OF RACISM

d0113003_19285417.jpg2014/8/23 @Shimonoseki city [BAKAN FEST]
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by antiagainstanti | 2014-08-24 19:41 | ANTI TWEET BOOK

アンチ上関原発 情報

【いのちの海を守れ!さようなら上関原発!10・25 反原発デー県民集会】

2014年10月25日(土)13:30~15:45
@上関町 室津地区

主催◆原発に反対する上関町民の会
    上関原発を建てさせない祝島島民の会
    上関の自然を守る会
共催◆上関原発を建てさせない山口県民大集会実行委員会

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2000万円を超えるカンパが集まったそうです。

【上関原発に反対する祝島の漁師さんに500万円届けようキャンペーン】

詳細はこちら 【みんなの海の会】

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Jimmy Somerville - To love somebody + Mighty real (1990)


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by antiagainstanti | 2014-08-20 19:03 | ANTI TWEET BOOK

韓国からミョンスとヒユンが来た

7月20日の復帰ライブを終えたその足で、Hと共に「沖縄の高江」に飛んだというウワサ。ブログ更新の滞り、その理由は、ただひたすら仕事に追われていた、それだけのことだ。20日のライブは、終わってみればなんてことはなく、それをアンチの復帰として人々は歓迎してくれたようだ。遠くから観に来てくれたMさんにレポートを依頼。周南シーンの在り方にかなりのインパクトを受けたようで、アンチのことはともかく、周南シーンの紹介も兼ねてお願いする。

そんな日々の中で、嬉しくも楽しい出来事があった。

韓国のロックバンド「Cocore」のミョンスと、パートナーのヒユンが下関まで遊びに来てくれたのだ。2人は現在長期休暇中で、タイに拠点を置いている。長期滞在するタイから福岡へ渡り、下関を含めた各地の友人達に会い、またタイへ戻るという計画である。

Cocoreは韓国インディーシーンの先駆として知られる存在で、何度か来日しており、大きな所ではフジロックフェスにも出演している。彼らとの出会いは7年前か?福岡のaccidents in too large fieldの計らいで共演し、ツアーのセッティングも手伝い同行した(実際には韓国ソウルで遭遇しているが、その時は話す機会がなかった)。

「今でもたまに思い出して、メンバーとアンチのライブ体験について語り合う」とミョンスは言った。そして、あの時のライブで感じたことを、再び俺に語ってくれるのだった。それは自分にとってこれ以上にない財産である。俺も彼らのことを忘れることはなかった。暖かい記憶として今も確かに残る。7年前に見たこと、話したこと、約束したことを互いに忘れてはいなかったのだ。アンチ復帰のこのタイミングでの再会にも格別な縁を感じた。

K-POPの話題から韓国映画の話題(Cocoreはキム・ギドク監督の映画「魚と寝る女」原題:島の音楽を担当している)、そして、政治・社会の問題については特に時間を割くこととなった。ミョンスは朴槿惠(パク・クネ)への嫌悪と怒りを隠そうとはしなかったが、互いに完璧な言語での対話ではないため、ここにあれこれ記すことは控えておく。見習うべきは(尊敬すべきは)、俺が安倍やなにか日本の問題を振っても、2人は真摯に耳を傾けた上で、必ず自国・韓国の問題へと捉え直してから話すということだ。それが歴史問題であっても、領土問題であっても、この態度は一貫していた。さらにこの夜、ソウル弘大の再開発に伴う食堂強制退去、そのミュージシャンによる反対運動にCocoreも参加していたことを知る。日本による植民地化、南北分断と朝鮮戦争と軍事境界線、軍事政権、徴兵制、表現の自由への弾圧、真の民主化の出発地点が90年代とされている国で生まれ育った2人を見つめる。

ミョンスはその場から国際電話をした。電話の相手はCocoreのメンバー、ジワンであった。電話の向こうのソウルはとても静かで、目の前にジワンがいるように感じられた。俺は既に酔っ払っていて、ふざけた韓国語ばかり並べ立てた。ジワンは真面目に「ケンさん、いつソウルに来ますか?」と言うのだった。

ミョンスが推薦してくれた韓国ニューカマーのことを、俺は既にチェック済みであった。ミョンスはにやり。その代わりに、70年代の韓国レジェンド達を教えてもらった。すべて個人名で、俺の知らない名前ばかりだった。表現統制の名の下、ロックやフォークやソウルが弾圧された時代を生き抜いた先駆者達・・・ミョンスは本当に尊敬しているんだなと思った。俺は韓国レジェンドの名前を携帯にメモした。

宿への帰り道、ミョンスが大きな体で肩を組んで来た。俺も肩を組み歩いた。「これが我々の下関条約だ」と言ったとか言わないとか。出てくる言葉は「サランヘヨ」「私も愛してます」・・・もうそれだけで充分だ。

翌日、仕事から戻り、さっそくyoutubeで韓国レジェンドを聴いていた時に電話がなった。ミョンスだ。「昨日は失礼なかったですか?ありがとうございます。」なぜそこまで礼儀正しいのか?高速バスで福岡に戻る2人を俺は見送りに駆けつけた。待ち時間の間、中華料理屋で飲むことに。

やたらに恐縮するミョンスがぽつり。

「エドアケミ」

俺は驚いた。

「じゃ・・・じゃ・・・」

言葉に詰まるミョンス。

「JAGATARA」と俺が続けた。

どうやらこの日、小倉のRの家に行き、Rの家でじゃがたらの映像を観たようなのだ。ヒユンが「横浜のライブが良かった」と言った。そこで寿町の説明をするとヒユンはかなり驚いていた。俺が話すエドアケミについてを2人はことさら真剣に聞くのであった。Rが色々話したのだと思う。2人がじゃがたらを聴く日、俺が韓国レジェンドを聴く。

もう感極まって泣いちゃおうかなと思った瞬間・・・

ミョンスが突然「ビッチ」と呟いた。

ビッチ?

俺とヒユンは顔を見合わせ辺りを見回した。

「ビッチがどこにいる?」

俺とヒユンには中華料理屋の店内しか見えない。

ミョンスは虚空を凝視したまま固まっている。

あ!

俺は言った。

「それ・・・もしかして・・・クネのこと?」

ミョンスは頷いた。

俺とヒユンは笑った。

ヒユンが韓国語で少し小言を言ったと思う。

ミョンスは言った。

「私・・・ときどき・・・バカになる」

これは俺も応えておかなければと、安倍への悪態を繰り出した。

そこから話しは原発の事へと及んだ。2人は「原発マフィア」「放射能」という日本語を使い、古里原発の老朽化を語った。古里1号機は全電源喪失という事態まで起こしている(古里・新古里を含め8号機まで建設予定)。

ここでもミョンスはこう言うのである。

「私達も、もっと、反対します」

来年、韓国で何かしらのイベントを計画しようという話しで時間切れ。ソウルでは新しいアーチストが増えたと言う。「話し面白い、もっと話したい」と今頃になって告白するミョンス。「昨日、ケンさん、ビール、たくさん買ってくれた。ホテルで飲みながら、もっと話しすると思った。だけどケンさん帰った。まだビール、ここにある」とバックパックを指差すのであった。えーそうなの!遠慮して損した!と思うが時既に遅し。今夜の宿の支払いを済ませておりキャンセル不可能。2人は福岡へと戻って行き、今頃タイに着いた頃であろう。このブログを見ると言っていたので最後にメッセージを送っておく。

銘洙.
禧胤.
사랑하고 있습니다.
한국에서 만납시다.


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이장희 - 누구일까












































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by antiagainstanti | 2014-08-02 00:08 | ANTI TWEET BOOK

上関原発に反対する祝島の漁師さんに500万円届けようキャンペーン 【転載】

みんなの海の会より祝島へのカンパ呼びかけ

(転載・拡散歓迎)

************
上関原発に反対する祝島の漁師さんに500万円届けようキャンペーン
「みんなの海じゃ。金では売らん!」 ― 32年目の祝島がピンチです

◆瀬戸内海に浮かぶハート形の島、祝島。
島民の9割が、人生を賭け世代を超えて、上関の原発計画を拒みつづけています。
その闘いが、東電の原発事故後、今なお正念場です。

◆海は売っちょらん!
祝島の漁師さんは、中国電力からの10億8千万円の漁業補償金の受けとりを拒みつづけてきました。
漁師さんの明確な意思表示です。
このことが原発計画を止める切り札となってきました。
けれど今、祝島の漁師さんが追いつめられています。

◆祝島支店の2013年度の赤字は約1,000万円。
高齢化・過疎化が進み、水揚げは減り、魚価は低迷。
山口県漁協により作られた構造的な赤字も加わり、県漁協祝島支店(旧祝島漁協)の運営は破綻寸前です。
数年前から、この赤字を組合員が個人で補填しています。
年金をつぎ込み、組合員をつづける漁師さんが大半です。
議決権のある正組合員の、少なくとも過半数の意思表示がなければ、補償金を拒めないからです。
今年はついに個人での赤字負担が20万円近くになることがわかりました。
支払い期限は7月の末日。
もう祝島の漁師さんたちだけで背負うのは限界です。

◆みんなの海を私も守る。

私たちのカンパで、志ある漁師さんたちが組合員をつづけ原発を拒みとおすことができます。
「補償金を受けとるしかない」と思いつめていた漁師さんの気持ちも変わるかもしれません。
ひとりでも多くの漁師さんが補償金を拒めば、漁協の運営改革の議論が可能となります。
目標額は500万円。
海の日の7月21日、祝島の漁師さんへ届けましょう。

みんなの海の会 発起人
湯浅正恵(広島・上関リンク)
山秋真(『原発をつくらせない人びと』著者)
纐纈あや(映画『祝の島』監督) 

◆カンパ振込先
郵便振替(ゆうちょ銀行)口座
【口座番号】01320-0-90176
【加入者名】みんなの海の会

一般金融機関からゆうちょ口座へお振込みの場合
【口座種別】当座預金
【店名】一三九(イチサンキュウ:店名の読み)
【口座番号】0090176
【名義】みんなの海の会(ミンナノウミノカイ)  

◆お問い合わせ
みんなの海の会(メール:minnanoumi0721@yahoo.co.jp
※みんなの海の会は、これまで祝島に学び、お世話になり、勇気づけられてきた発起人3人が、祝島のこの1年の危機的状況に、ひとりでも多くの方と問題を共有したいと立ち上げた会です。
詳しくはホームページ(http://minnanoumi.jimdo.com)をご覧ください!

※キャンペーンの経過と会計報告はホームページ上で行います。
※7月21日海の日に祝島でカンパお届けイベントを行います。

◆コメント
「みんなの海の会」さんが祝島を応援するためのカンパの呼びかけを始めるとうかがい、とても励まされると同時にありがたいです。
ともに「いのちの海」を守り受け継ぐために、力をあわせて頑張りましょう。 
(上関原発を建てさせない祝島島民の会 代表 清水敏保)
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by antiagainstanti | 2014-06-11 11:07 | ANTI TWEET BOOK

朝鮮学校の運動会へ

とにかく楽しかった!!!!!!

筋肉痛のため解説は後日......

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by antiagainstanti | 2014-06-02 19:58 | ANTI TWEET BOOK

3月4日の祝島から - 報告

遅くなりましたがようやくまとめました。

3月4日の祝島と8日の山口県民大集会のレポートです。

長文失礼。
-----------------

[3月4日 山口県漁協が勝手に作った漁業補償金の配分案を持って祝島にやってきた]

前日入りに失敗し
朝便に乗り遅れないよう室津で車中泊。
とにかく寒かったが凍死せず。
朝6時10分発の定期船へ。
暗い待合室にHが座っていてびっくり。
アマゾン(ペルー)から帰ってきたばかりだという。
さらに上関町の近所に引っ越したという。
続いて秋山理央くんが待合室に入ってきてまたびっくり。
前日入りして室津の旅館に宿泊していたそうだ。



なにを仕掛けてこようが
祝島の漁師を崩さない限り原発建設の見通しは立たない。
それは祝島の漁師が海を売らなければ
原発は建たないということである。

現在人口400人あまりの小さな離島で
50数人の漁師が原発建設の鍵を握る。
問題はいよいよこの一極に集中し最終局面を迎えている。

原発建設というあまりにも大きく重要な問題が
離島に住む50数人の漁師の問題へと
分断され
矮小化し
島民の苦悩となって重く圧し掛かる。

そして
多くの原発を望まない人々は関わる権利がないと蚊帳の外へ置かれる。
(国政で、県政で、人々が白旗を揚げ続けてきたわけではないのだが)

この形容しがたい不均衡かつ悪辣なシステムが
人々のつながりを
営みを
尊厳を
スタズタに切り裂く。

ここでは人々がつつましく幸せを紡ぎ生きて行くことさえ許されないのだ。

山口県漁協へ提出された署名書の出だしを見て欲しい。

「上関原子力発電所の建設と運転に同意すると定めた契約に基づく漁業補償金を、私は受け取りません。」

片方で
どこも撤回を宣言しないまま
原発建設が塩漬けになる可能性がないとはいえない。
それがどんな論に基づくのかは不明だが
たとえば
二井元県知事でさえ
原子炉設置許可の前に
公有水面埋め立ての許可を出せてしまえる現行法に疑義を呈し
公有水面埋め立て免許が失効すれば
次は
国の原子炉設置許可が先との見解を示したこともある。
これは手続きとして
国の原子炉設置許可が出なければ
実は埋め立てもできないということだ。
埋め立て免許判断における県と中電の黒塗りのやり取りの中にも
おそらくこのポイントは出ているだろう。
はたして
これから国が原子炉設置許可を出せるだろうか?
そんな見立てもわからないわけではない。

だが
いまだ
執拗に祝島の漁師に漁業権放棄を迫るこの現実はなんなのか?
埋め立て免許の判断もそこにかかっていると見える。
しかし祝島に限っては漁師全員の配分案同意を取ることなど絶対に不可能だ。
これまで建設計画がいかにも進んでいるように見せかけるための
アリバイ作りで工事を強行し続け(進捗率0%)
その間に祝島の疲弊を待ったように
勝手に作った配分案のテーブルへつかせることで
漁業権の問題はさも解決したを既成事実として流布したいのか?
ボイコットすれば参加した漁師だけで決まったことにされるかもしれない。
その後の阻止行動はより困難になる。
四面楚歌。
孤立無援にしてはならない。

すでに総会の部会を開くのは補償金を受け取りたい漁師に求められて
という形を取られてしまった。
祝島支店の赤字運営はさらに進むと見られている。
そこに「もう建たないから」という囁きも加わる。
これから受け取りに転じる漁師が増えてしまえば
拒み続けるということも難しくなってくるだろう。



「もう第一次産業では生活できません」

中国電力社員は世界の根源を無表情に否定し侮辱する。

「命かけて魚やら獲っても安う買い叩かれて・・・」

祝島漁師のつぶやき。

この天地逆さまの歪みはいったいなんだ!?



祝島の人たちと話してみて2つの方向性が見えてきた。
住民運動はもちろん継続しながら
ひとつはやはり漁業赤字からの回復。
ひとつは法務局へ供託された漁業補償金を
山口県漁協が勝手に回収し受け取っている点。
単純でも簡単でもないこのポイントに対しどう具体的に動くか・・・
国政や県政に期待する声はもう聞かれない。
それほど追い詰められている。
「原発はもうできないよ」そんな甘い囁きに乗りたくなる気持ちもわかる。
誰でもいいから「原発はもうできない」といってくれないか???



祝島に到着。
島のおばちゃんファッションに身を包んだYさんが出迎えてくれる。
前日入りした人たちが起きだしているところだった。
しばしこたつで温まってから浜へ出てみると・・・

「どっから来たんか!」

いきなり呼び止められる。

祝島でこんな言葉使いをされるのは初めてだ。
自分は声の主に近づいて行った。

「妨害しに来たんか!」

男の目は敵意に満ちていた。
自分は抗弁せずいわれるがままにしていた。
対峙しながらムカつくよりも先に深く悲しみの感情に沈みこんだ。

「5時になればわかるぞ!」

男はあっさり県漁協がくる時間を見知らぬ人間に吐いてしまった。
またその素朴さがさらに自分を沈めた。

もうきれいごとでは済まなくなった。
彼らは今日おもてに出てくるつもりなのだろうか?
島民同士のぶつかり合いなど見たくないし
県漁協幹部に対しては鬼になれても
推進島民とは絶対に闘いたくはない。
じゃあ来なきゃいいのにといわれても逃げるわけにはいかないだろ?
それを考えると気分はとことん沈みこんで行くと同時に
自分にきっぱりはっきり割り切った気持ちがないことを思い知った。
原発に反対することでこんなに逡巡してしまう局面がくるとは・・・
県漁協を使って島民同士の争いを高みから演出し操っているやつらが許せない。



9時になって公民館に集まる。
清水さんが元気になっている。
時間までまだ先は長い。
Hと理央くんを誘って「わた屋」でコーヒー。
公民館では島のおばちゃんたちが食事を用意してくれ集まったみんなで食べた。
島はこんな時でも笑いがたえない。
おばちゃんたちが集まっている畳の部屋で寝転んでいると
映画監督のHさんも今日は駆けつけているようで
そこからおばちゃんたちは映画の話題へ。

「ハチミツの~ハチミツの~・・・ハチミツの・・・なんじゃったかね?あの映画は?」

自分は黙ったまま爆笑。
つかのま癒される。
ここでは神経がやられることはない。
邪気よ去れ。

夕方になるとさらに多くの島民が浜や公民館に集まり準備が進んで行く。
自分は浜に出て脳内でシュミレーションを繰り返していた。
自分の役割に関してはまだ逡巡していた。
なぜなら推進漁師たちが船着場に陣取ったからだ。
今日決めにかかっている意思が見える。
朝に絡まれた男もいる。
推進漁師といえど中には名ばかり漁師もいれば
まじめに働き漁獲のある人もいる。
昔は反対派だった人もいる。
自分は役割をはたせるのか・・・

局面はついにここまできてしまったんだ。
しかしこの現実から目をそらすことはできないし後戻りもできない。

Hの観察眼や指摘がいちいち的確で助かる。
自分は最悪のパターンから塗りつぶして行った。
総会の部会開催場所である公民館まで行くと長引くだろう。
そのまま船に戻ってもらってさっさとお引取り願いたい。
とにかく怪我人が出ないように。
あれこれ考えているうちに定期船が到着した。

祝島の屈強な青年と祝島の勝気なおばちゃんたちが前に出て行く。
自分は後に続いておばちゃんが定期船の上に転落しないよう
服を掴んで握り締めていた。
あとは映像でご覧のとおりである。
船内に入って行った清水さんが推進漁師に手をかけられたが
おもてで島民同士が激しくぶつかり合うことはなかった。
口で多少のやり取りがあったぐらいでお互い避けるようにしていた。
特に漁師同士では一線を引くタブーの領域だろう。
そこはまだかろうじて保たれている。

自分の目の前に推進漁師がいる形になったため
背を向けながらぶつぶついう言葉がよく聞こえた。
自分は県漁協職員に向かう形で間接的に漁師さんへ届ける言葉を使った。
その時一瞬沈黙してくれた。
伝わっていればいいのだが・・・

「は~~~やっと終わったよ~~~!」
指揮をとっていた警察官がどこかに安堵の電話をしていた。
警察としては今のところはこうなんだろう。
妙なかましでないことを祈る。

前回よりも早く県漁協は帰って行ったそうだ。
終われば推進も反対も島民は並んで帰って行く。
怪我人もなくほんとうに良かった。
けどもただ引き延ばしているだけの現状と
この"やらされてる感"に打ちのめされ
自分もHも暗くふさいでいた。

スナメリチャンネルくんが薪でお風呂を沸かしてくれた。
薪で沸かすとお湯のあたりが最高だ。
五右衛門風呂だった子供の頃を思い出す。
夜になって再度集合すると幅広い年代で集まっていたことがわかった。
じゃんじゃん出てくるビールはハートランド(ハート型の祝島)。

「彼女の踊りは本気です!」
Sの猛烈プッシュで日本舞踊を習っている清水さんの娘さんが踊りを披露してくれた。
サウンドはスマホからのいま。
それはそれは素晴らしく本気の踊りだった。
ライブで久しぶりに感動してしまう俺。
芸能の神が舞い降りてきたかと思うほどに。

「今のでようやくホッとしましたね。」
Hがつぶやいた。
まったく同感である。

この踊りは親父さんたちにも観てもらわないと!
エキサイトした我々は清水さんの娘さんを連れて
早々に寝ようとする親父さんたちの屋敷へと乱入するのであった。

朝目覚めるとなにやら島が騒々しい。
Aちゃんの犬が松井で販売している袋ラーメンのみをすべて食べ尽くし逃走中という。
犯人捜索の結果
島の外れに位置する氏本農園の豚さんと一緒に寝ているところを発見。
ドロドロにうなだれすまなそうな姿で確保された。



[3月8日 上関原発を建てさせない 山口県民大集会 山口市維新百年記念公園]

軽くデコレーションするため早めに到着すると
ここでも申し合わせたようにHとばったり。
音響機材の搬入など。
なぜか記念に高石ともやさんと握手。

朝っぱらから「ビデオ観ましたよ!」と
清水さんが満面の笑みをたたえ駆け寄ってきて握手を求められる。
(この時点で自分はビデオがなんのことかわからないまま)
「あれで良かったんですかね・・・」とつぶやく。
清水さんは自分のつぶやきを打ち消すかのように
「ほんとうに助かりました!」と頭を下げるのだった。
他にも祝島の人たちからお礼ばかりいわれてしまい恐縮全開
その度に「あれで良かったんですかね」と再確認してしまう自分。

心配事はたくさんあるがここに書いてもしかたないことは
少しだけしか書かない。

あの日見かけなかった名物おばあちゃんを探した。
おばあちゃん発見。
「原発絶対反対」の鉢巻の中から探せばいいので早かった。
かなり足が弱ってきているけどまだまだ元気いっぱい。
声の大きいこと大きいこと。
2人腰掛けて肩を抱きながらおばあちゃんの話しを聞いた。
おばあちゃんは祝島ではなく平生の人だった。
このただのおばあちゃんのどこから湧き出してくるのか?
老いてなお煮えたぎる「国策がなんぼのもんじゃい」の精神。
通りすがりに声をかけてくる人たちへ向かって
「私にも若いつばめができた!」と絶好調。

あの世に行くことでようやく原発から解放されるのだろうか。
最初から最後まで一貫して国策に屈しなかった人たち。
終わりを見ることなく亡くなって行った人たち。

祝島のおじいちゃんに声をかけられ立ち話をしている時だった。
下から自分の顔を覗きこんでくる女の子が。
何度も何度も自分の顔を覗きこんでくる。
その仕草がなんともいえずかわいらしいのだが・・・

あれ???

あーーー!!!

ミクちゃんだ!!!

福島から広島へ避難してきた家族の娘さんだ。
家族は広島デモの常連だった。
ミクちゃんとは「ユウレイごっこ」という遊びを開発した仲である。

すっかり忘れてもらってもけっこうだっていうのに
俺のことをしっかりおぼえていてくれたのか・・・

「大きくなったねー!」
「5歳になったよ!」
「すごいねー!」
「すごいよ!」
「抱っこしていい?」
「いいよ!」

自分はたまらず抱きしめた。

いろいろたまっているものが水流となって溢れ出しそうになったが
こんな大観衆の前で号泣するわけにもいかず水流を必死にせき止めた。

あの頃に比べお父さんの顔つきが見違えるように変わっていた。
なんだか抜けたように明るい笑顔。
そう告げると腑に落ちたように
お店も始めようやく吹っ切れて尾道で生きて行く心構えができたと教えてくれた。
生きがいができて良かったねとしみじみ握手を交わし
ジャグリングで元気に飛び跳ねているミクちゃんを眩しく見つめるのだった。

7千人か8千人か過去最多の人々が山口市に集まった。
下関からのバスに乗ってきた人だけでも169人いたという。

思えば無理ばかりしていた。
それまでが寄り道だったとは決して思わない。
あれもこれも貴重な体験だった。
だがたくさんのものを抱えながら走り続けることはできなかった。
重い衣を脱ぎ捨てると
あれこれモヤモヤすることがなくなり病気も快復した。
気持ちが楽になると足元が定まり
この田舎町に見合ったやり方がよく見えるようになった。
祝島が変化して行く時と同じく自分にも変化が訪れていたことを知る。

笑顔で歩いてくる本部の1人と今後の方向性を確認して会場を後にした。

上関原発絶対反対。

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by antiagainstanti | 2014-03-18 19:26 | ANTI TWEET BOOK

Reality of My Surroundings

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by antiagainstanti | 2014-03-11 20:06 | ANTI TWEET BOOK